東京ゴッドファーザーズ・STAND BY ME ドラえもん
コエボンラジオをお聴きのみなさん、こんばんは。1月15日土曜日の女優オノユリの映画の話をしましょうよのお時間です。 収録を行っているのは、15日より数日前なんですが。ありがたいことに、新年は少し忙しくさせてもらっていまして。参加させてもらった作品の関係で人に会う機会も増え、ちょっと予定通り収録が進まないと困るなと思いまして、早め早めに収録をしております。気にかかっているのが、オミクロン株で、人に会う機会が増えると、感染率の高さに気を引き締めなきゃなと。改めて思います。みなさまも、お気をつけくださいね。では、本日も映画のお話をしましょうか。 東京GOD FATHERS STORY ギンちゃん、ハナちゃん、ミユキ-。新宿で暮らすホームレス3人組の前に、意外なクリスマス・プレゼントがやってきた。ゴミの山の中で生まれたばかりの赤ちゃんを発見したのだ。勝手に“清子”と命名し、ゴッドファーザー(名づけ親)となった3人は、雪ふる街を、親を探してさまよい歩く。ウラ東京で、人生を生き抜くホームレスたちが、急転する「運命」の中で出遭う<奇跡>とは。 公式 FILMANIA 映画の話をしましょうよ いやはや、あっという間の92分!とってもとっても面白い作品でした!今敏(こんさとし)監督の作品なので、パプリカを思い描いて、ちょっと今まで構えてしまっていたところがあったのですが、カジュアルに誰でもウェルカムでのめり込める作品でした。 でも、結構ツボは押してくるんですよ。マニアックな人ならきっとわたしでは気づききれていないところの様々なポイントに気づいてニッコリしているんだろうな、なんて勝手に想像してしまっています。 新宿で暮らすホームレス3人組、自称元競輪選手のギンちゃん、元ドラッグクイーンのハナちゃん、家出女子高生のミユキ。設定もなんだかおかしいけれど妙に現実味があって、新宿ゴールデン街のめしや『深夜食堂』がちらりと頭をよぎります。「深夜食堂」観たことがある方ならなんとなく想像つきやすいかもしれませんが、お客さんたちがなにか足りないというか不完全。まぁ、人間くさいというか、人間臭さが強い人々。どこか新宿って、そういう人たちが集まってくる匂いがするのかもしれません。そんな新宿に暮らすホームレスの3人組。出会ってしまった生まれたばかりの赤ちゃん。ここからはもう、超スピードで物語が動き出します。すっごいテンポの早さで、今敏監督凄い…と改めてしみじみ体感いたしました。 一瞬先も想像出来ない映画です。映画とは知っていてもついつい溢れる「嘘でしょ…」の言葉。なのに、それでも、妙な現実感が漂って、なんだろう?なんだろう?この感じ。言葉にしたい、でもわたしの語彙力ではぜんっぜんたりない!ということで、映画評論家さんの評論なども読んでみました。あ、これこれ、この感じ、というのを見つけましたよ。『映画.com』より 実在の場所で地に足のついたドラマが展開しているように見えつつも、あり得ないぐらいの偶然の連鎖と、ほんの少しの奇跡がおこる本作には“大人のおとぎ話”とも言うべき不思議な雰囲気が漂っている。これは誰かが見ている夢なのかもしれないとすら思える、現実と夢が薄くないまぜになった心地よい酩酊(めいてい)感は、異色作というより今監督の真骨頂なのではないか。 五所光太郎(ごしょ・こうたろう)氏 ”大人のおとぎ話”はとても素敵な言葉なのですが、わたしにしっくり来たのは『誰かが見ている夢』の部分。なるほど、パプリカにも通ずる今監督の作品ならではなのかもしれません。妙にリアルなクリスマスから、やたら現実的な大晦日までの数日間。ちょうどわたしが鑑賞したのがお正月あけで、たまたまわたしがいるのも新宿という街で、わたしという不完全な人間で、心の酩酊感によってギンちゃん、ハナちゃん、ミユキとオノユリの4人で一緒に過ごした数日間の物語のように錯覚していた気がします。 一瞬先が全くわからない作品だからこそ、ギンちゃん、ハナちゃん、ミユキの3人同じ気持ちでさっむい東京を一緒に彷徨える物語です。とっても面白かったのでぜひどうぞ。 では本日2本目の作品へ… STAND BY ME […]

