1995年、アメリカ映画

なぜに今、『Twelve Monkeys』 なのか？

なぜなら、本日、３月６日、日本の hulu で海外ドラマリメイク版『12 Monkeys』解禁なのです⭐︎⭐︎⭐︎

祝⭐︎『12 Monkeys』 解禁！！

どうやら、この20年という年月を経て、突然映画の謎を解き明かし始める気になったようであります！

この機会に今作を改めて見直しましたが、やっぱり面白い。

冒頭から流れる音楽が最高にカッコよくて映画にハマってます。

ただ、音楽から「この映画、どういう映画かわかってるよね？」と言われている気がします。

「あ、はい。心得ています・・・。」ちょっと弱気に返事をしてみたり。

間違いなく、２度観したくなっちゃう系の＜答え合わせ欲求系映画＞。

１度で観終えた感が欲しいあなたには、受け入れられないのかしら？？

割と懇切丁寧な映画の伏線。これこれ！ここが観直したくなるポイント！！

知ってると自慢げに教えたくなってしまうのが、意外に細かい登場人物のトリック。

フィナーレにかけては科学者たちも人類を救うために必死なことが伝わってきます。

今回改めて観直して、描かれている社会へのアイロニーにうなずかされたりもしました。

Brad Pitt 演じるジェフリー・ゴリンズが精神病棟で言う言葉、『「多数派は正常」「少数派は異常」』実に的を得ていて切なくなります。

少し『One Flew Over the Cuckoo’s Nest (カッコーの巣の上で、1975年アメリカ映画)』に対するオマージュも感じずにはいられません。

ちなみに、Brad Pitt は今作でアカデミー賞助演男優賞ノミネート、ゴールデングローブ賞助演男優賞受賞！！

受賞時のアカデミー賞観たいなぁ。どんなスピーチをされたんだろう。

さて、こちらの映画『Twelve Monkeys』は映画の『La jetee』（ラ・ジュテ、1966年フランス短編映画）にインスパイアされた作品ということを今回見直して知ったので、そちらも要チェックしたいと思います。

ただしまずは、ドラマ版『12 Monkeys』 にどっぷりハマりたい⭐︎⭐︎