コエボンラジオをお聴きのみなさんこんばんは。9月11日(土)の女優オノユリの映画の話をしましょうよのお時間です。

涼しくなると、夏の間暑さで減退していた食欲や読書、吸収したい欲が沸き起こってきます。ますます色々な映画が鑑賞したくなってきますよね。わたくしオノユリの場合は、女っぷりも上げたい気持ちも目覚めてきたように感じます。感じるっていうのは、映画のチョイスで、自分の秘めたる願望なんじゃないかと気づいてしまったからなのです。うまーく隠していても、心は正直なのかもしれませんね。この作品関しては、願望が女っぷりで済めばよいのですが…笑

魔女がいっぱい ”The WItches”

2020年製作/104分/G/アメリカ
原題:The Witches
監督:ロバート・ゼメキス Robert Zemeckis
配給:ワーナー・ブラザース映画

Introduction

2020年の冬、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者、児童文学作家ロアルド・ダールのもうひとつの人気作がアン・ハサウェイ主演、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメキス監督で豪華な実写化が実現。

見た目は誰よりおしゃれで上品な美女。

しかしその中身は、美しい外見を壮大に裏切る誰より危ない凶悪な魔女だった!

そして彼女にはとてつもない秘密の企みがあったー。

(その企みを知ってしまいネズミにされた少年の運命はー?)

驚きと希望に満ちた、ファンタジー大作がついに公開!

STORY

60年代ーとある豪華ホテルに現れたおしゃれな美女の軍団。

中心にいる、最も美しく世界一恐ろしい大魔女<グランド・ウィッチ>(アン・ハサウェイ)は、そこであるとてつもない秘密の計画があることを明かす。

偶然、ある少年は魔女集会に紛れ、その企みを知ってしまう。

<グランド・ウィッチ>が少年に気づいたことで、物語は世界中の魔女を巻き込んで思いもよらぬ方向へー。

オフィシャルサイト

FILMANIA 映画の話をしましょうよ

8月を過ぎると、日本の店頭に並ぶ飾りもハロウィンに移り変わりますね。ちょっと早い気もしたのですが、いえいえ、むしろこの映画を鑑賞したおかげで、頭の中の季節もきれいに入れ替わった気がします。去年の公開時期のことは覚えているのですが、日本ではどうだったのかな?ちょっと日本でのウケはやや難しいような気がします。なぜかと言うと…出演者がとっても豪華なんですね〜。勿論、そのポイントは最高ですよ?ちゃちゃっとキャストを紹介しましょうか。

CAST

Anne Hathaway
Anne Hathaway as Grand High Witch

大魔女<グランド・ウィッチ>を演じるのは、2012年、トム・フーパー監督による傑作ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』でフォンテーヌを演じ、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、(SAGアワード、イギリスアカデミー賞(BAFTA))の最優秀助演女優賞受賞歴を持つアン・ハサウェイ。

Octavia Spencer
Octavia Spencer as Grandma

おばあちゃん役を演じるのはオクタヴィア・スペンサー。2011年にテイト・テイラー監督『ヘルプ〜心がつなぐストーリー』でミニー役を演じ、米アカデミー賞、英アカデミー賞(BAFTA)、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞(SAG)、放送映画批評家協会賞をはじめ、数々の賞を総なめにした女優です。さらに、これは知らなかったのでびっくりしたのですが、あの最高に素晴らしい映画『グリーンブック(2018)』で製作総指揮も務めている多才な方です。オクタヴィア・スペンサー、外見が思い浮かばない方、背が低めでふくよかな黒人でくりくりした目が印象的な笑顔がとってもチャーミングな女優です。

Stanley Tucci
Stanley Tucci as Mr Stringer
Chris Rock
Chris Rock as Older Hero Mouse (voice)
Jahzir Bruno
Jahzir Bruno as Hero Boy

さらに、この映画では声優としての参加ですが、わたしが大好きでiPhoneの待受に設定しているミュージカル『Wicked』 のオリジナルキャストで西の良い魔女グリンダを演じ、トニー賞にノミネートされたクリスティン・チェノウェスも出演しています。彼女の声はとても特徴的なので、声聞いただけで気づきました!クリスティン・チェノウェスの歌声は本当に素晴らしくて、小さな体からとんでもない歌声があふれるのでこれを機にみなさんにも覚えていただければと思います(笑)すみません、この映画では歌っていないし姿も見えないので、多分この映画きっかけでは覚えられないですよね(笑)

と言うわけで、姿が見えない役までも豪華な作品なんですが、もっと驚くのは、スタッフ陣もことさらに豪華なんです。

まずは監督、ロバート・ゼメキス監督。言わずもがなですが、

1973年、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮のもと「抱きしめたい」で長編監督デビューを果たし、キャリア初期のころ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の脚本をボブ・ゲイルとともに執筆し、監督も努め、続編2作と合わせて3作全て(85~90)で大ヒットを連発、映画史上最も成功を収めたシリーズ作品を完成させます。そして巧みな視覚効果でハリウッドきってのヒットメーカーとなりました。90年代に入るとプロデュース業にも進出し、自身の監督作「永遠に美しく…」(92)の他、ピーター・ジャクソン監督の「さまよう魂たち」(96)などで製作を務めます。94年の「フォレスト・ガンプ 一期一会」ではアカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞し、主演のトム・ハンクスにもオスカーをもたらしました。

『魔女がいっぱい』オフィシャルサイト映画.com

まさか、この方の名前をお見かけするとは思ってもいませんでした。脚本・製作にギレルモ・デル・トロ氏。

アカデミー賞3冠を獲得した『PAN’S LABYRINTH』(06)、製作・監督・共同脚本を務めたラブファンタジー『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)は、ベネチア国際映画祭の金獅子賞を、アカデミー賞では作品賞・監督賞を含む4部門を受賞しているこの監督独特の世界観を生み出し評価されている監督ですね。

『魔女がいっぱい』オフィシャルサイト映画.com

いやいや、こちらのこの方のお名前こそ出てくるとは思いもしませんでした。ギレルモ・デル・トロ監督とどちらが驚くかと言うと、こちらかもしれません。製作にアルフォンソ・キュアロン氏!!

幅広いジャンルの名作映画の脚本や監督を務め、4度の米アカデミー賞受賞歴を持ちます。2018年、『ROMA/ローマ』で米アカデミー賞最優秀監督賞と最優秀撮影賞の2冠に輝きました。また、この作品は同最優秀外国語作品賞も受賞しています。自らがメガホンを執った作品で、撮影賞を受賞するという前人未到の偉業を成し遂げています。監督/編集/製作も務めた『ROMA/ローマ』は、最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞を含む10部門にノミネート。また息子さんのホナス氏とともに脚本も担当した『ゼロ・グラビティ』(2013)で米アカデミー賞最優秀監督賞と最優秀編集賞を獲得。サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニーが出演し、大ヒットを記録した同作で製作も務めています。

『魔女がいっぱい』オフィシャルサイト

いやはや、こんなに豪華なスタッフ陣の名前が並んでいるとはつゆ知らず…そりゃぁ出演者も豪華なはずです。それにしても、アン・ハサウェイと言う女優は、本当に神出鬼没です。。そしてとにかく愛らしいですよね。わたしが彼女の映画を最初に目にしたのは、ディズニー映画の『The Princess Diaries / プリティ・プリンセス』でした。もう20年も前の映画なんですね。人気作品で続編も作られています。そして、その次に彼女を映画でみかけたのが、2005年『Brokeback Mountain』でした。ティーンムービーのプリンセスイメージから、突然強烈な印象を残す the・女 として現れたので、衝撃でした。もうディズニーは卒業…なのね?と脳内で語りかけずにはいられませんでした。そこからは、さらに神出鬼没で、もう泣き尽くしました『レ・ミゼラブル』フォンテーヌ役ではわたしの中で女神になったかと思いきや、日本では公開されたかわからない謎作品『(原題:Colossal)・シンクロナイズドモンスター』に登場、最近ではAmazon Primeのドラマでもお見かけしています。毎度はっとするほどアン・ハサウェイなのですが、頭の中でアン・ハサウェイの映画が走馬灯のように駆け巡るので、また新たなページが増えた!と追える、わたしにとっては貴重なロールモデルのような方です。

その美しく愛らしいアン・ハサウェイが今作ロバート・ゼメキス監督『魔女がいっぱい』で大魔女<グランド・ウィッチ>を演じているのですが、こーれーがーまぁ…英単語で言う Graphic なんですよ。すんごいビジュアルですんごい設定。子供嫌いで、手足に指先はなく、鉤爪があるだけで、髪の毛はなくウィッグをつけるから頭がかぶれていて、とにかく痒い。なんじゃそリャ・・・と思わされつつ映像で見るとあの美しいアン・ハサウェイがとんでもない魔女になっていて、oooooh… yack! ぐぇぇえ〜とそれまでのアン・ハサウェイが綺麗サッパリ消えます。流石の製作陣、見事な仕事っぷり。ここらへんはゴシック・ホラーの申し子ギレルモ・デル・トロ監督の作品を思い返すとなるほど納得です。しかし、名前が前面に出されていない以上、こんな映画タイトル『魔女がいっぱい』って明らかな子供向け作品にこんなGraphic表現されると思っていないからこんなところでこんな想像超えてくるなんて聴いてないよ〜状態。(笑)思い返せば、ハロウィーン映画ってアメリカではそんなに子供向けではないホラー作品が並んでました。でも、『魔女がいっぱい』って子供向け…ですよね?アン・ハサウェイを前面に押すと、正直あれだけ色々な役をやっていてもやっぱりなんとも正統派でクリーンな優等生イメージが絶対的に存在するアン・ハサウェイですから、親も子供向けだと安心してみせるんじゃないでしょうか?で、そこなんですよね、冒頭でちょっと触れた日本でのウケはややむずかしいのでは?の点。アン・ハサウェイや数々の賞を総なめにしたオクタヴィア・スペンサー超名作女優が出演している子供向け作品、に見えて、実はそうじゃない作品(笑)灰汁がオオアリな作品なんです。むしろ、凄い製作陣が脇固めていると知っていると、笑って観られるんじゃないかと思います。で、大人向けにお話をしますと、この『魔女がいっぱい』と日本ではなんとなくディズニー映画としても通じそうな作品、ねずみが出てくるんですよ。…大量に。ちょっとフカヨミしちゃって、大人なジョークなのかな?とにやっとしてしまいました。

ロバート・ゼメキス監督『魔女がいっぱい』今時期にぴったりな作品だと思います。お子さまむけとは考えにくい作品なので、お気をつけ下さい。

今日は女っぷりをあげたいわたくしオノユリの秘めたる願望作品をもう1作用意していましたが、ロバート・ゼメキス監督『魔女がいっぱい』で十分お話できたので、また機会があれば、女っぷり作品に触れようとおもいます。笑 お楽しみに〜!

ではまた来週、映画の話をしましょうね。この後も素敵な夜をお過ごし下さい。オノユリでした。